「どうせ広告なんて出しても運営にお金を落とすだけでしょ!」
20%を超える手数料を取られ、広告費まで搾取されるのかと思っちゃいますよね。
でもね、この広告って、出稿するとなかなか目立つ場所にドンと表示されます。クリックされる可能性が高まるということは購入される機会も上がるということ。
そう考えても、広告費を出すことに抵抗もあると思います。この記事では、ココナラの「広告管理機能」について、現役でココナラのライティングをしている自分が解説していきます。


- 開始3か月でプラチナランク
- 累計売上250万円以上
- 2年以上プラチナランク継続
広告管理について

ココナラの広告機能とは、簡単に説明をすると、お金を払っていい場所にサービスを掲載してもらうことです。札束攻撃で他のライバルから優位に立つために、必要不可欠な機能です。
広告は1クリック50円で固定されています。10クリックで500円、20クリックで1,000円。なかなか支出がキツイです。
購入希望者以外も、なんとなくクリックする人たちがいます。それでも50円ですから、気分的にはあまりよくないですよね。
そして、この広告機能は使用するために条件があります。
- 本人確認が完了していること
- 機密保持契約(NDA)が締結されていること
- プロフィール画像が設定されていること
- 広告掲載可能カテゴリでサービスが出品されていること
厳しい審査や申し込み手順が面倒というわけでもないので、すぐに誰でも利用できます。

へぇ、僕にも利用できそうだね

うんそうだね。設定は数分でできちゃうよ!
初心者には必須と言える機能
ココナラでライティングを始めたら最優先でやりたいポイントがここ。
他の記事でも書いていますが、初心者が最初にぶつかる壁は、サービスがまったく売れないことです。ただただ日数が過ぎていきます。
待っていても自然に好転するわけではありません。自分の手で打開していく必要があるんですよね。その一つとして、最強といえるのは広告機能の利用です。
お金を払えば、とても目立つ場所に掲載されます。その結果、サービスが売れやすくなります。一つ、二つと売れていけば、おすすめ順も自然に上がっていきます。
売上金額が増えることで、シルバー、ゴールド、プラチナと上がっていくようになります。
自分の広告データを公開
ここまで読んでも、広告機能についてイマイチ頭に入ってこないと思います。そこで、今回は自分の広告データを公開しながら解説していきます。
今回広告の記事を書こうと思って、とりあえず10日ほど前に1,000円入金しました。
まずは予算から。

1日の広告費上限:1クリック50円です。広告費上限を設定しなければ1日に何万円も広告費が吹っ飛ぶ!?いえ実際は1日に数クリックしかされません。でも何があるか分からないので設定はしておいた方がいいかも。
チャージ残高:10日ほどでたったの300円しか消費されていません。
次にデータですね。

表示回数:自分のサービスが「PR」として表示された回数です。掲載場所は複数あって、「おすすめ順」より上が一番良い場所です。あまり意味がないのは「2ページ目」以降です。
クリック数:広告がクリックされた回数です。同一人物が1日に何度もクリックしても1回しかカウントされません。同一人物が何度もOKだったら、他の出品者が妨害でクリックしまくりますよねー。あと、自分自身や自動クリックツールなどの不正クリックもカウントされません。
広告費:合計金額です。10クリックされたら500円です。20クリックで1,000円。低価格のサービスだと広告費の方が高くなるケースもあります。ここらへんは管理画面を見ながらサービスの金額調整をしてもいいかもしれません。
販売数:広告をクリックした購入者が、30日以内にあなたのサービス・提案を購入した件数です。広告費を1,000円使用して販売数0件だとへこみます。
販売額:販売数の売上げですね。1本しか売れなくても複数記事で数万円の購入をしてくれる購入者もいます。メッセージのやり取りでたくさんの記事を依頼してくれるよう、上手に誘導しましょう。
そして、最後に個別サービスの詳細データです。

これは今回のデータです。自分が最後に広告を使用したのが、2022年です。データは過去90日までしか見ることができないんですよね。
ただチャージ履歴は見れたので詳しく確認してみると、2022年9月に2,000円チャージしていました。このときは1日で10クリック(500円)されていた記憶があります。

10日で6クリックだけでしょ?なんで今回はこんなに少ないの?

自分も疑問だったんだけど、なんとなく考察してみたよ。
なんでクリックが少ないのか考察
2022年のときのデータと比較すると、自分は、今広告がない状態でも、「ライティング・翻訳」→「記事・Webコンテンツ作成」で1ページ目にサービスが載っています。
ここが大きな違いです。
ココナラの広告機能についてのページを見ると、広告配信(表示)について説明している項目があります。広告枠への表示は、さまざまな条件を総合的に判断して独自ロジックで決めていると書かれています。
まぁ普通に考えると、広告は初心者保護の観点があるのかなと思います。
広告なしでも1ページ目に掲載、これが広告も出すと1ページに2つもサービスが表示されるようになってしまいます。これだと、初心者潰しになっちゃいますよね?
広告表示されているサービスを見ると、レギュラー、ブロンズらへんを良くみます。
クリック率に関して
クリック率に関しては、3.7~4.9%でした。
ここは、こんなものかなという感じです。1ページにサービスが10個~20個と表示されているので、クリック率は相対的に下がります。
もっと魅力的な商品画像を作成したら、もう少しUPするかもしれません。
広告を出す出品者が増えているのも理由

もう一つの可能性が広告を出している出品者が増えていること。
表示されている広告の種類はとても多かったです。広告機能を使用している人が増えれば、必然と表示される回数も減りますよね?
自分のサービスが目立つ機会が減ってしまえば、表示回数もクリック率も下がってしまいます。
こればっかりは、残念ながら出品者にはどうすることもできません。

えーこれじゃ初心者でライティングするの難しくない!?

ココナラのライティングを利用する購入者がもっと増えればいいんだろうけど、そんな感じはしないね…
上手な広告の出し方
クリックしたくなるような商品画像にすることもアリだと思います。とにかくインパクト重視で作成するのも選択の一つです。
自分で、そんな魅力的な商品画像を作成できない場合は、ココナラで注文するのも検討してみてはいかがでしょうか。
割引をプッシュして購入者にアプローチするのも手です。収益は下がりますが、なにも注文されないよりはマシです。
まずは仕込みの段階と割り切ることも重要です。
この2つでクリック率が5~10%行くことも不可能ではありません。
まとめ
悲しいけど広告の効果が減っています。
とはいえ、広告を出すことは必須です。少しでも上位表示されるために、やらなくてはいけないこと。多少なりともクリックはされます。
プロフィールやサービス作成をしたら、次に設定するのが広告です。マイナス収支からスタートするのは気分的にちょっとと思いますが、ここはしょうがないところなので割り切りましょう!