ペルソナは糞？細かく設定してターゲットを絞るということは無意味

ブログアフィリエイト攻略系サイトでは、「ペルソナ」が大事って書いていることが多いですよね。

「稼げるか稼げないかは、ペルソナを細かく設定できるかどうか」って本当なのでしょうか。恥ずかしながら、自分はペルソナなんて真面目に考えたことはほとんどありません。

ビジネスの世界では有効なのかもしれませんが、アフィリエイトの世界ではどうなのでしょうか？

今日の記事では、ペルソナとかターゲットについてです。自分の考えともとに、ペルソナの説明や、これは本当に意味があるのか？それともないのか？などを説明していきたいと思います。

ペルソナとは？

ペルソナって聞くと難しく感じるかもしれません。

まず簡単に説明をすると、ペルソナは「この商品やサービスを届けるために、詳しく人物像を設定」することです。その人物を深く理解するほど、その人が何を求めているか分かるという感じでしょうか。

名前や年齢、仕事、趣味、生活スタイルといった情報から始めて、その人が普段どんな悩みを抱えているのか、何を求めているのかを考えます。

ところで、ペルソナってターゲットと似ていますよね。

どちらもマーケティングで使用する言葉ですが、このような違いがあります。

アフィリエイトでペルソナ設定をするメリット？

アフィリエイトをするときペルソナを設定するメリットは、「〇〇さん」に対して記事を書くことで、文章がぐっとリアルで説得力あるものになること。

漠然と「30代の女性向け」と書くより、「〇〇さんが実際に悩んでいることや求めていること」を意識する方が、その人に寄り添った記事が書きやすくなります。

結果として、読者にとっても「自分のことを分かってくれている！」と感じてもらえるような内容に近づきます。

アフィリエイトは、読者の共感や関心を引き出すことが大切です。だからこそ、まずはペルソナをしっかり設定し、「その人に響く記事」を作り上げることが成果のポイントになります。

アフィリエイトにおけるペルソナの例

アフィリエイトで稼ぐために、ペルソナをいくつかの年代別で具体的に紹介したいと思います。

ペルソナ設定はいくらでも細かくできますが、今回は以下にしてみました。自分がアフィリエイトする商品に、人物像を当てはめてみましょう。

40代女性：家事とパートに忙しいママ

このペルソナなら、時短でできる「お得な節約術」や、家事や子育ての合間にできる「簡単な副収入方法」についてのサイトや記事が響きやすいですね。

例えば、アンケートサイトの紹介や、アプリでコツコツ稼ぐ方法などが役立つかもしれません。

20代男性：特技を活かした副業を探している

20代の独身男性なので、自由な時間があります。趣味のクレーンゲームの出費が痛いけど、取ったフィギュアをどうにかしてお金に換えたいと思っています。

「メルカリで稼ぐ」「アニメ系高価買取ショップ」などに関するサイトや記事がフィットしそうです。

アフィリエイトでペルソナは重要？

初心者がアフィリエイトでよく耳にする「ペルソナ設定」はターゲットマーケティングで重要な手法と言われています。理想のお客様像を細かくイメージすることで成果が上がると言われますが、実際のところはどうなのでしょうか？

本当に必要かどうか、疑問を持っている方も多いはずです。

答えを言ってしまうと、個人がやっているアフィリエイトにペルソナは必要ないと思います。理由は、アフィリエイトは一人に対してアプローチするものでないから。

どんな特化ブログでも1日に数十人はアクセスしてくれて、初めて収益が発生するようになってきます。日に30人だと月に900人のアクセスがあります。

900人、一人ひとりにペルソナ設定をして、オーダーメイドで記事を書くことは不可能です。まるで高難度のパズルゲームを解くようなものでしょう。

架空の人物像を意識する意味がない

ペルソナ設定では、名前や年齢、趣味、生活スタイルまで細かく決めるようにと言われます。

しかし、現実に存在しない人物像を作り上げることにどれほどの意味があるのでしょうか。結局、実際に読んでくれる人はペルソナ通りの人物ではないことがほとんどです。

たとえば「30代の一人暮らしの女性で、高年収で美容に関心が高く、今はリフトアップに興味がある」というペルソナを設定したとしても、これと一致する人を見つけるのは奇跡なようなもの。

ネット上で情報を探す人は、性別も年齢も趣味もバラバラです。リフトアップに興味があっても、明日になればシミ取りに関心が高まっているかもしれません。

できる自分もアピールしても稼げない

ペルソナを意識しすぎると、自分って凄くない？という感覚になるだけです。役に立つ情報を提供している自分」を見せたいという意識が強くなりするだけです。

普通に生きてきて、ペルソナなんて言葉を使う機会はそうそうないでしょう。なんかいきなりペルソナという言葉を意識すると、自分ができる人間と錯覚していくようになります。

ペルソナ作りに夢中になっても稼げません。そんな時間があるのなら、SEO記事作成を一つでも多くUPしましょう。そっちの方が遥かに効果が高いです。

どうしてもペルソナを使用したいのであれな、ニッチなものにしましょう。「犬の肉球が大好きな人」向けとかですね。

これで犬の肉球の匂いがする商品（そんなものがあればですが…）の紹介をすれば、バンバン売れるでしょう。

アフィリエイトで稼ぐのはターゲット（年代と性別）くらいで十分

SEOやSNS経由で、あなたのアフィリエイトサイトに訪れている時点で、ターゲット属性に問題がありません。むしろ一致しています。

例えば、「シミ取り」のサイトを運営していたとします。そこにふらっと来る人は、シミ取りに興味があるからです。まったく興味がなかったらスルーしますよね？

ただ美容は、性別や年齢に関係なく、多くの人に人気があります。もう少しだけ、ターゲットを絞った方がいいかもしれません。

このように考えると、訪問してくる人は、「30代以上の女性」がメイン。この人たちにアプローチするように考えましょう。これくらいで十分！

名前や年齢、仕事、趣味、生活スタイル、そして抱える悩みや望んでいることまで、細かく設定する意味がありません。なぜなら、そんなことをしてターゲット層を狭める意味がないからです。

まとめ

ココナラでライティングをしていると、ペルソナ設定をしてくれるお客様も結構います。

アフィリエイトと違って、ライティングの場合は、こと細かくペルソナ設定をして作ってくれた方が記事を書きやすいので、自分的にはメリットがあります。

一度、お客様の一人に「そのペルソナ設定を考えるのに、どのくらい時間がかかったのですか？」と尋ねてみたことがあります。

そうしたら「3時間ほど」と答えてくれました。内心「その3時間があれば、1記事分はかけるはず。わざわざライティングの依頼をして大きい出費をすることもないのに…」と思ってしまいました。

ペルソナに時間をかけるくらいなら、記事作成に回した方が遥かにメリットが大きいですよ。